2026年4月、日本株が全体的に売られていた局面で、
4345 シーティーエス(CTS)を新規で買いました。
ニッチな会社なので名前を聞いたことがない方がほとんどだと思いますが、
業績・配当・財務のすべての観点から見て、今の自分のポートフォリオにぴったりだと判断しました。なぜこの銘柄を選んだのか、理由を書いておきます。
買付情報(備忘録)
| 買付日 | 2026年5月7日 |
|---|---|
| 買付株価 | 840円 |
| 購入金額 | 約1.5万円 |
| 予想配当利回り(取得価格ベース) | 3.57% |
| 前期配当(2026年3月期・確定) | 29円 |
| 今期配当予想(2027年3月期) | 30円 |
CTSってどんな会社?
シーティーエス(CTS)は、建設現場向けのICTサービス・クラウドシステム・測量機器レンタルを手がける会社です。
建設業界のデジタル化(建設DX)の波に乗っているニッチ企業で、
「替えのきかないポジション」を持っているのが特徴です。
知名度は低いですが、時価総額約370億円の小型株で、業績は10年以上右肩上がりが続いています。
買った理由① 15期連続で過去最高益を更新し続けている
4月28日に発表された本決算で、15期連続の過去最高益が確定しました。
15年間、一度も利益が落ちていない。これは景気の波に左右されていないということであり、
建設DXという構造的なトレンドに乗り続けている証拠だと思っています。
単年度の好業績ではなく、長期にわたって成長し続けている会社というのが購入の大前提でした。
買った理由② 14期連続増配・「累進配当」を方針として明言している
配当を一度も減らしたことがなく、毎年必ず増やし続けてきた会社です。
前期配当は29円(2026年3月期・確定)、今期予想は30円(2027年3月期・予想)。
さらに重要なのは、会社として「累進配当」を方針として明言している点です。
「将来も配当を増やし続けます」というコミットメントが公式に出ている。
これは高配当株投資において、最も信頼できる言質のひとつです。
買った理由③ 市場全体の下落で業績と関係なく安くなっていた
業績は絶好調なのに、
トランプ関税ショックによる日本株全体の下落に引きずられて株価が下がっていました。
CTSのビジネスは建設現場向けの国内サービスです。
関税の影響はほぼゼロのはずなのに、市場全体が売られる流れの中で一緒に下がっていた。
また、機関投資家からのリスクオフの影響もあったのではと考えています。
業績と無関係に売られた典型的な買い場だと判断しました。
さらに、4月28日の決算発表と同時に自己株式取得(自社株買い)も発表されていました。
自社株買いは株価の下支え要因になるので、追い風として評価しています。
買った理由④ 財務が優秀
| 指標 | 数値 | コメント |
|---|---|---|
| ROE | 17.5% | 稼ぐ力が強い |
| 自己資本比率 | 75.4% | 借金が少なく財務が安全 |
| PBR | 2.53倍 | 割高だが業績の質が高い分の上乗せ |
ROE17.5%は「稼ぐ力が強い」証拠で、自己資本比率75%超は「借金が少なく財務が安全」という証拠です。PBRは2.53倍とやや割高に見えますが、15期連続最高益・累進配当という高品質の業績を持つ会社として許容範囲だと判断しています。
買った理由⑤ 小型株のリスクも理解した上で、少額から仕込む
時価総額約370億円と小さく、機関投資家がリスクオフ局面で売りやすい銘柄です。
市場全体が不安定なときに業績と関係なく売られやすい、というのは小型株の宿命でもあります。
だからこそ今回のように割安になりやすい。
リスクを理解した上で、まずは少額から仕込む判断をしました。
業績が好調であれば、下がったとしても追加で買い増しできる余地を残しておくという考え方です。
まとめ:三拍子揃った買い場だった
- ✅ 15期連続最高益・業績は文句なし
- ✅ 14期連続増配・累進配当方針で将来も安心
- ✅ 下がった理由は市場全体の関税ショック、自社の問題ではない
- ✅ ROE17.5%・自己資本比率75%と財務優秀
- ✅ 自社株買いも同時発表で株価の下支え期待
業績・配当ともに文句なし、下がった理由が自社ではなく市場全体、財務も優秀という三拍子が揃った買い場でした。高配当ポートフォリオの中でも安定感と成長性を兼ね備えた銘柄として、少額から仕込みを始めました。増配が続くようであれば、定期的に買い増ししていく予定です。
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